先日『自分らしく暮らしていける社会を目指した「若者」に携わる実践者のネットワーク団体』のJYCフォーラムが主催するオンライン講座にリスタメンバー数名で参加してきました。
今回は『働くことが苦しい現状にどう向き合うか。若者の企業対する不信感。どうしたら働くことへの不安・不信が乗り越えられるものなのか』といったことがテーマでした。
講座では協同ネットの研修プログラムにあるDTPのメンバー2名の話を聞き、その後に参加者同士で意見交換をしました。
このブログでは今回の講座に参加したメンバーが思ったこと・感じたことを綴っていきます。
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【オカリン】
大学を卒業したが就活に失敗し引きこもったときに「”普通の人生”に諦めをもった」という DTPメンバーの話を聞いて、僕も最初に入った会社を3ヶ月で辞め、2社目も2年で辞めたときに”普通の人生”は無理だなと同じように思ったのを思い出した。
しかしいまリスタで話していく中でそもそも”普通の人生”ってなんなんだ?とか”普通の人生”が良いものなのか?と考えるようになってから別に”普通の人生”にこだわる必要はないと思えている自分の変化を感じた。
他にはサポステのプログラムに参加し自信を回復させ社会に再び繋がろうと思ったときの次のステップがハロワに行って普通に面接を受けて就職という道しかなかったことにがっかりしたという話にすこし共感した。
僕の場合はすみかの研修を終わったあとだったがハロワで求人を探すしかなく、なかなか面接しようと思う会社が見つからない日々が続いた。
それでもすみかスタッフさんに「まずは正社員じゃなくてアルバイトでも良いんじゃないか」と言われて、僕は絶対に正社員で就職したいと思って探していたけどまずはアルバイトでも良いかと思い仕事を決めることができた。
このように一歩前に進めたことは風のすみかなど相談できる場と繋がっていたからだと思う。
僕はその後サポステと連携をしている企業に就職をして2年間ほど働いたので相談すればそういった道も見つかる。
しかし連携している企業であっても何も不満がない完璧な企業というわけではないし業務内容が自分に合う合わないというのもあって転職した。
それは当たり前のことなのに僕も少しだけ完璧な企業に近いイメージを抱いていたのは間違いなかった。
それでも自分が関わってきたサポステのスタッフが知っている企業で働くということは面接に踏み出すハードルを下げるのでこれからも連携した企業が増えてほしいと思っている。
最後に参加者同士の少人数の話し合いで短い時間ながら様々な立場の人の意見が聞けた。
このような講座に参加している人は「仲間との繋がり」や「職場の理解・改善」などある程度近い想いをもっていると感じた。
しかし僕は職場の改善もして欲しいけどそんな簡単に職場は変わってくれないし良い職場を見つけるのも難しいと思うから、そういった状況でも”働く”ということを続けれれるように自分だけが抱えないで済むような第3の場や繋がりが大事ということが話した。
また想いは同じでも言葉の選び方や視点などニュアンスが結構違うんだなと思い、リスタが発信していく意味があると改めて感じた。
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