家族を想うときを観て くうの感想

≪ストーリー≫ 
イギリス、ニューカッスル。ターナー家の父リッキーはマイホーム購入の夢をかなえるため、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立を決意。 母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いている。16歳の息子セブと12歳の娘のライザ・ジェーンとのコミュニケーションも、 留守番電話のメッセージで一方的に語りかけるばかり。家族を幸せにするはずの仕事が家族との時間を奪っていき、子供たちは寂しい想いを募らせてゆく。 そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。 "家族を想うとき" 

≪感想≫ 
仕事以外の全てを奪われるような働き方を要求される仕組みが、自分の日常のすぐ裏側に有る事にショックを受けました。
知らなければ、いつの間にか自分も取り込まれているのではと思いしました。
主人公の最後の行動は、その仕組みから離れる事が社会から完全に脱落すると感じているかの様に見えて、悲しく息苦しくなりました。
フィクションとはいえ、この様な社会の一面を知ってしまい、自分にとっての働く意味(たぶん生きる意味にもつながっている)を持つ事がとても大切だと改めて感じました。
私にそれを見付けられるのだろうか…。


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